日本矯正歯科学会専門医課題症例(第6症例)
カテゴリー:Class Ⅲ (抜歯症例)
出題基準:大臼歯関係がclass Ⅲで、少なくとも前歯部が反対咬合または切端咬合で、ANB 0度以下が望ましい。条件は第5症例と同じだが、こちらは抜歯して治療して良い。
出題の意味:上の前歯が内側に倒れている、あるいは下の前歯が外に傾いていることが原因で反対咬合になっているケースを、抜歯して隙間を作って治して良いというのは、ごく日常的に行われる治療である。定番のケースをどこまで緻密に治せるかが評価の対象になる課題と考えられる。
初診時
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治療中
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マルチブラケット終了時
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治療後3年経過時
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治療前後の比較
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