日本矯正歯科学会専門医試験に提出できるその他の症例

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日本矯正歯科専門医名鑑 
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日本矯正歯科学会専門医試験に提出できるその他の症例

 日本矯正歯科学会専門医試験におきましては、学会の指定した10種類のカテゴリーのケースを定められた形式で提出する必要があります。しかしながら、第2症例や第4症例、第5症例などはそもそも出会う確率が低いのと、治療の難易度が高いため審査基準に合致しない場合も十分に考えられます。
 日本矯正歯科学会専門医試験は、10種類のケースの総合評価で合否を決めるのではなく、個別のケースがすべて合格基準に達するよう求めております。つまり一つでも合格基準に達していないケースがあると不合格となります。したがって治療例が少ないカテゴリーに関しては、代替ケースを認めております。
 指定カテゴリーをすべて揃えることが出来ない場合には、第1から第9症例の中の2つのカテゴリーに限り、その症例を提出できない事由を添えることで、他のカテゴリーの症例、あるいはそれ以外で術者の技能が十分に示される矯正歯科治療症例(埋伏歯牽引症例、下顎の側方偏位症例、顎関節症を伴う症例など)を代わりに提出することができるとされています。ただし代替ケースの採点は、正規カテゴリーのケースよりも減点されます。また第10症例は必須項目なので差し替えることはできません。

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(左:治療前、右:治療後)

症例のタイトル:埋伏犬歯牽引症例

症例の概要:上顎左右犬歯が骨の中に埋まったままで萌出できなくなっている状態(埋伏歯という)。萌出する隙間の不足、萌出方向が元々悪い場合、萌出力が弱い場合、腫瘍や囊胞などの障害物がある場合などにしばしば見られる。このケースの場合は、犬歯が出る前にその隣の歯が先に出て隙間を塞いでしまったため、骨の中で身動きが取れない状態になっていた。
 手術で埋まっている歯の頭の部分だけを露出させ、矯正的に牽引して所定の位置に配列させた。

埋伏犬歯牽引症例の詳細を見るLinkIcon


上前歯埋伏.jpg
(左:治療前、右:治療後)

症例のタイトル:埋伏前歯牽引症例

症例の概要:上顎左中切歯が骨の中に埋まったままで萌出できなくなっている状態(埋伏歯という)。萌出する隙間の不足、萌出方向が元々悪い場合、萌出力が弱い場合、腫瘍や囊胞などの障害物がある場合などにしばしば見られる。このケースの場合は、中切歯が出る前にその隣の歯が先に出て隙間を塞いでしまったため、骨の中で身動きが取れない状態になっていた。
 手術で埋まっている歯の頭の部分だけを露出させ、矯正的に牽引して所定の位置に配列させた。またスペースの不足は、歯列を全体的に拡大することで確保し、非抜歯にて治療を終了することができた。

埋伏前歯牽引症例の詳細を見るLinkIcon